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2009年2月

「彼女を好きになった理由」

      「彼女を好きになった理由」

     好きな食べ物は?

      トマト

     好きな色は?

      ブルー オレンジ

     好きな飲み物は?

      水

     好きな季節は?

      冬

     好きな匂いは?

      ラベンダー

     好きなタバコは?

      フィリップモリス・スーパーライト

     好きな女優は?

      ジーナ・ローランズ

     もしかして 好きな監督はジョン・カサベテス?

      うん そうだよ

     それが彼女を好きになった理由である

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「恋した天使」

      「恋した天使」

       

     天使は人に恋をして

     結ばれると普通の人間になるという

     天使は他の人を幸せにすることができる

     私はおちこぼれの天使で

     だれも幸せにしたことがなかった

     そんな私が一人の女性に恋をして結ばれた

     普通の人間になった私は天使の能力を無くしてしまった

     口から出たでまかせの誕生日

     彼女はパーティを開いてくれた

     回りの客が楽しそうな顔をしていた

     「人々を幸せにすることができたじゃないか」

     天使の仲間が私に耳打ちし

     壁をすり抜け消えていった

     パーティは一晩中続いた

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「夏のアイスクリーム」

      「夏のアイスクリーム」

     いつも店にくる君

     きっかけが欲しかった

     君は木陰で日除けをしていた

     僕はソーダアイスを二つ買った

     一つは口にくわえた

     もう一つは包装紙を破って手に持った

     「暑いね」

     僕は君にアイスを差し出した

     君は首をかしげて 照れ笑いをして アイスを受け取った

     「私の友達が水族館でバイトをしているの

      ただ券が何時でも手に入るっていってた」

     初めてのデートは水族館だった

     

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「ミスト・グリーン」

     「ミスト・グリーン」

     ピクニックに行く約束をしていたのに

     その日はあいにくの雨

     部屋には何も用意してなくて

     君は僕の本棚をあさってる

     『色々の色』

     君はテーブルの上に本を広げて眺めてる

     君は何色が好き?

     ミスト・グリーンかなァ

     ブルーもいいんじゃない?

     オレンジとか ピンクも?

 

     ・・・やっぱり ミスト・グリーンかなァ

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「素足」

      「素足」

     僕が君を好きなのは

     いつも素足でいるからだ

     「スポンジみたいだ」

     「そんなにカサカサしてないよ」

     「マシュマロみたいだ」

     「噛んでみたら?」

     「マルスからきた少女みたいだ」と僕がいう

     「イマイチね」と君はいう

     君はベッドに腰掛けて

     ピンクのマニキュアを塗っている

     「靴ベラみたいだ」

     「そんなにでっかくない」

     「魚のウロコみたいだ」

     「噛みつくかもね」

     「イパネマの娘みたいだ」と僕はいう

     「それは悪くないね」と君はいう

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